最近アケコンのボタンを操作していて、このような症状に悩まされていませんか?
「反応が悪くなった。」
「戻りが遅い。」
こういった状態は、メンテナンスをすると良くなる可能性があります!
新品に買い替える前に、これから説明する方法を試してみてくださいね。
当記事はボタンのメンテナンス方法を紹介しています。
レバーのメンテナンスについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
-
-
アケコンのレバーのメンテナンス方法を解説!グリスアップをして寿命を延ばそう。
続きを見る
メンテナンスに用意するもの
メンテナンスを行うには以下の道具が必要です。
- プラスドライバー
- ペンチ
- ウエットティッシュ
- 綿棒(あるとやりやすい)
- つまようじ(あるとやりやすい)
用意しておきましょう。
アケコンのボタンのメンテナンス方法
メンテナンスといっても、やることは掃除です。
しかしあなどることなかれ!
これだけでボタンの調子が復活することがよくあるのです。
以下にて説明する方法を皆さんもやってみてくださいね。
三和ボタンを例にメンテナンスを行います。
HAYABUSAボタン(HORI)もセイミツボタンもやることは基本的に同じですのでご安心を。
① アケコンの裏蓋を開ける
アケコンの内部にアクセスします。
プラスドライバーを使用して、裏蓋のネジを外していきましょう。
ネジの上に1ヶ所シールが貼ってあるはずです。
はがすと保証が切れてしまうのでこの先は自己責任で。
アケコンの中はこんな風になっていますよ。
② ボタンのコードを外す
ボタンに繋がっているコードを外しましょう。
コードの根元を持ってまっすぐ引っ張ると外れますよ。
固くて抜けない時はペンチを使います。
壊さないように慎重に作業しましょう。
全てのコードをいっぺんに外さないようにしましょう!
対応するボタンとコードの組み合わせが分からなくなる可能性があります。
必ずひとつひとつやりましょう。
いっぺんに外しちゃった方へ。
基板を見てみましょう。
コードが対応するボタンの印刷がされているはずです。
③ ボタンを外す
アケコンからボタンを外しましょう。
左右の爪を同時に押しながら、天板側に押すと抜けます。
爪を押し込み過ぎないように注意!
折れたり元に戻らなくなることがあります。
④ ボタンを分解する
取り外す時に押した爪とは別のところに、爪が2か所あります。
これをつまようじの裏などの、固くて細いもので押し上げましょう。
左右同時に押さなくても片方ずつで大丈夫ですよ。
すると、上蓋がとれます。
キースイッチを外します。
端子側の左右の出っ張りを押しながら抜きましょう。
分解することで3つのパーツに分かれました。
⑤ ボタンを掃除する
分解した3つのパーツを掃除しましょう!
上蓋について。
これは横の部分が汚れやすいです。
ウエットティッシュで拭きましょう。
キースイッチについて。
表面の汚れを拭きます。
特にスイッチ部分の間に、髪の毛が挟まっている場合があるので取り除いておきましょう。
ベース部について。
綿棒で内部を拭きましょう。
内側のフチが汚れやすいです。
ここに汚れが固着していると、ボタンの効きが悪くなります。
つまようじでしっかり掻き出してきれいにしましょう。
⑥ 組み立て
分解した時と逆の手順で組み立てていきます。
④→③→②→①
の順番で元に戻しましょう。
②~⑥の作業をメンテナンスしたいボタンの数だけ繰り返します。
⑦ 完成
おつかれさまでした。
お手入れ完了です!
まとめ
ボタンの効きが悪い時はメンテナンスをしましょう。
ほとんどの場合症状が改善しますよ。
やり方も簡単♪
ボタンを外して掃除するだけです。
作業時間10分~20分でできちゃいますよ。
紹介した方法でボタンの症状が良くならない場合は、残念ですが新品に交換しましょう。