アケコン

アケコンのレバーのメンテナンス方法を解説!グリスアップをして寿命を延ばそう。

 

  • 三和とHORI製レバーのメンテナンス方法を解説する記事です。
  • 三和レバーを例にしてメンテナンスを行っていますが、HORIレバーもやることは同じです。

 

最近アケコンを操作していてこんな事ありませんか?

「なんかレバーが重くなってきたなぁ…。」

「新品の時より入力精度が落ちた気がするよ…。」

こういった方は、レバーのメンテナンスを行いましょう!

症状が大きく改善しますよ。

 

当記事はレバーのメンテナンス方法を紹介しています。

ボタンのメンテナンスについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

アケコンのボタンのメンテナンス方法。これだけで精度が復活!!

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やり方はとっても簡単♪

誰でもできますのでご安心を。

さっそくやり方の説明…といきたいところですが、まずは『なぜレバーのグリスアップが必要なのか』について語らせてください。

 

なぜグリスアップが必要なのか?

レバー操作時には内部のパーツに大きく負荷がかかります。

この負荷はレバーにとって好ましくありません。

なぜなら、パーツ同士がこすれて摩耗してしまうからです。

この状態で使用していると、レバーの調子が悪くなったり、最悪の場合、故障してしまう可能性だってあるんですよ!

 

こういった症状を防ぐためにグリスアップを行うんですよ。

グリスアップをすると以下の効果を得られます。

  • ベアリングなどの摺動部の動きを良くする
  • 摩耗やサビを防ぐ

酷使しがちなレバーにとって、グリスはありがた~い存在なのですよ。

だから定期的なメンテナンスが必要なんですよね。

 

メンテナンスに必要なもの

レバーのメンテナンスを行うには以下の工具が必要です。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • Eリングプライヤー or 小さめのマイナスドライバー
  • ペンチ
  • グリス
  • ウエットティッシュなど拭けるもの

事前に用意しておきましょう。

 

グリスについての説明。

タミヤのFグリス』を使用します。

本当は『信越化学工業 シリコーングリース』が理想ですね。

セイミツ工業さんの公式サイトにて販売されているほどなので、品質の良さがうかがえるからです。

しかし、量が多くて一生かかっても使いきれなさそうなので、私はFグリスにしました。

 

アケコンのレバーのメンテナンス方法

おまたせしました。

それでは本題のメンテナンスを行っていきましょう!

 

アケコンからレバーを取り外す

メンテナンスを行うには、レバーをアケコンから外す必要があります。

以下の手順にて行ってくださいね。

 

アケコンを裏返して6か所のネジを外します。

すると裏蓋が外れます。

▲画像右側がレバーです

 

レバーの配線を抜きましょう。

ちょっと固いですが、横に引っ張ると外れますよ。

配線の端子が外れました。

 

レバーボールを外します。

アケコン内部側のシャフトの先端に、マイナスドライバーをさしこみます。

そして、レバーボール、マイナスドライバーともに反時計方向に回しましょう。

レバーボールが外れました。

 

すると、シャフトカバーとパッキンも外すことができるようになります。

 

レバーをアケコンから外しましょう。

固定している4か所のネジを外していきます。

かなり固い場合があるため、ネジの十字穴がなめてしまわないようにしましょう。

また、シャフト先端で床にキズをつけてしまう可能性があります。

注意して作業しましょう。

 

アケコン本体からレバーが外れました。

同時にパッキンも外れます。

 

レバーを分解する

レバーの裏側には、ガイドと呼ばれるパーツが付いています。

これを外しましょう。

4か所の爪を同時に押すことで簡単に外すことが可能ですよ。

 

ガイドが外れました。

 

すると、マイクロスイッチ付きプリント基板も外せれるようになります。

こちらも外しておきましょう。

 

Eリングを外します。

Eリングプライヤーもしくは小さめのマイナスドライバーを使いましょう。

ほとんどの方はEリングプライヤーなんて持っていないと思います。

なので、マイナスドライバーでの外し方について説明しますね。

 

Eリングにはわずかに隙間があります。

ここにマイナスドライバーの先端をさしこむのです。

そして、てこの原理で外しましょう。

外す際にEリングが飛んでいき、紛失する可能性がありますので注意が必要です。

Eリングが外れました。

 

すると、各パーツが取り外せれるようになります。

レバーを分解するとこれだけの部品で構成されていることが分かります。

 

パーツの清掃

パーツをウエットティッシュなどで拭きましょう。

特に拭いておきたい部分は以下の通りです。

Mベースのハウジング内

 

ベアリング

 

グリスアップ方法

ここからが記事の本題です!

組み立てながらグリスアップを行いましょう。

 

グリスポイントその1

Mベースのハウジング内に、グリスを一回り塗りましょう

そして、シャフトにベアリングをつけた状態で、ハウジング内をグリグリします。

この時はみ出たグリスはふき取ってくださいね。

 

グリスポイントその2

Mベースのワッシャーが入るくぼみにグリスを塗ります

少量を薄くのばして塗りましょう。

 

Mベース内側にワッシャーを取り付けます。

くぼみに乗せるだけの簡単な作業です。

 

 

グリスポイントその3

ワッシャー表面にグリスを塗りましょう

塗り過ぎてはダメです!

レバーが固くなるなど、不具合が発生しやすい場所です。

うす~くグリスを伸ばして塗りましょう。

 

グリスポイントその4

S.Pパイプ(小さいの)にグリスを塗りましょう

ここは、スプリングと接触するところです。

摩耗を防ぐことができますよ。

 

グリスポイントその5

P.Sパイプ(大きいの)の内側にグリスを塗ります

ここもスプリングと接触するところです。

 

Mベースにシャフトとベアリングをさしこんだ状態にします。

 

裏側からS.Pパイプ(小さいの)、スプリング、P.Sパイプ(大きいの)の順でシャフトにはめていきます。

S.Pパイプ、P.Sパイプ共に細長い方が外側になるようにしましょう。

 

シャフト先端にEリングをはめてパーツを固定します。

はめ込む際はペンチを使いましょう。

Eリングを取り付けました。

 

グリスポイントその5

P.Sパイプにグリスを塗りましょう。

P.Sパイプは太い側と細い側があります。

 

太い側はスイッチに触れる部分です。

スイッチ内部にグリスが入ると、誤作動の原因になる可能性があるので、薄めに塗りましょう

 

細い側はガイドに当たる部分です。

強く当たったりこすれる部分ですので、多めに塗ってあげましょう。

 

これでグリスアップは終わりました。

あとは、組み立てていくだけです。

 

マイクロスイッチ付きプリント基板をはめましょう。

基板の端子が鉄板に対して横になるようにします。

 

そして、ガイドをはめましょう。

 

レバーの組み立てが完了しました。

完成まであと少しです!

 

アケコンにレバーを取り付ける

レバーシャフトにパッキンを1枚のみ入れます。

 

鉄板をネジで4か所固定して、アケコンに組み付けましょう。

この時アケコンから出ている配線の方向に、基板の端子の向きを合わせます。

固定完了!

 

配線の端子を基盤にさしましょう。

横方向に押せばはまりますよ。

 

アケコンの天板側が見えるようにします。

シャフトにシャフトカバーとパッキンを入れましょう。

 

レバーボールを回して先端に付けます。

すると、いくら回しても空回りするようになるはずです。

そうなったら、アケコン内部側のシャフト先端に、マイナスドライバーをさしこみましょう。

レバーボール、マイナスドライバー共に、時計回りに回します。

これでレバーボールが外れなくなりました。

 

 

アケコンの裏蓋を閉めます。

ネジ止めを行い固定しましょう。

 

完成です!!

おつかれさまでした。

 

まとめ

かなり長い説明になってしまいました。

しかし、実際に作業してみると10分未満といったところです。

 

メンテナンスを行うことはとても重要です。

なぜなら、レバーの寿命だけでなく、精度も改善されるからです。

最初は壊してしまいそうで心配かもしれませんが、記事の通りにやれば絶対に失敗しません。

定期的に行いレバーを最良な状態に保ちましょう!

 

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