ももち選手が過去に経験したアケコンのトラブル
▲EVO2015:ウルトラストリートファイターIV部門優勝者ももち選手。参加者2227人の頂点に立った。
2014年から、本格的なプロ活動をしているももち選手。
彼の天才的なプレイは、数多くの大会で輝かしい成績を収めている。
そんな彼も、アケコンに苦しめられたことがあるようだ。
詳しくは以下の引用を見て欲しい。
2015年7月17日~19日(北米時間)に行われたEVO2015ウルトラストリートファイターIV部門に出場。
ウィナーズで駒を進めたグランドファイナルでは、GamerBee(アドン、エレナ)と対決。
アドンに対しケンを選択するも、1-3のスコアでリセットされ、ルーザーズへ。仕切り直しとなった最終マッチでは、殺意リュウを選択。
スコアを2-2とし、1ラウンドを先取。優勝に手をかけるも、アケコンのトラブル(接触不良)により1P側(ももち)のポーズとなり、試合が中断。
公式ルールにのっとり、ももちにラウンドペナルティが課せられ、スコアは2-2、ラウンド1-1のフルセットへ。
しかし、ももちが最終ラウンドを勝利し、GamerBeeを3-2で下した。
日本人選手によるストIVシリーズEVO優勝は、2011年のふ~ど(スパIVAE)以来。出典:格ゲープレイヤーWiki
このように、アケコンひとつで試合が大きく不利になってしまうことがある。
これは、プロや大会だけの話ではない。
オンライン対戦中やオフ会などで、アケコンのトラブルが起こると操作ができなくなってしまう。
そこに待ち受けているのは敗北だ。
ももち選手は、スポンサー契約からか、この経験からかは分からないが『Victrix Pro FS』というアケコンを現在使用している。
このアケコンが凄かった。
性能も価格もけた違いなのだ。
そんなももち選手愛用のアケコン『Victrix Pro FS』を詳しく見ていこう。
ももち選手愛用の『Victrix Pro FS』の性能
▲このVictrix Pro FSは2世代目。ももち選手のアケコンは一つ前のタッチパッドがないモデルである。
競技使用前提のUI
このアケコンは、競技使用を前提として作られている。
その主たる例は、Victrixボタンだ。
このボタンを押すと、レバー・ボタン以外の入力は一切受け付けなくなる。
▲Victrixボタン。
大会時の試合中に、うっかりOPTIONSボタンなど、試合が中断するようなボタンを押してしまうと、ペナルティを受けてしまう。
そういった実力以外のミスは、極力排除したいものである。
そういった時に、このボタンを有効にしておくことによって、ペナルティのリスクをなくすことができるのだ。
もし、あなたもアケコンを競技使用するなら、必要外のボタンをロックできる物を選ぶのがベストである。
Victrix Pro FSは、この機能を持った数少ないアケコンのひとつだ。
大会に参加するなら、購入候補に入れて欲しい。
最上位クラスの内部遅延
アケコンを使うなら内部遅延は重要である。
内部遅延は、使用するアケコンの基盤によって違う。
遅延の小さい基盤を搭載したアケコンほど性能が良い。
遅延が小さいと、格ゲーで以下のようなメリットが得られる。
- 相手プレイヤーとフレーム単位の入力で競り合う時に有利
- コンボがしやすくなる
上記のように、フレームが主に関係する入力で有利になる。
特に、勝ちにこだわる方には、低遅延アケコンは欠かせない存在になるだろう。
Victrix Pro FSは、最上位クラスの低遅延さを誇っている。
その遅延わずか『5ms』である。
アケコンの遅延を公表しているメーカーは少ない。
遅延を公表していることが、Victrix Pro FSへのメーカー側の自信の表れだろう。
三和電子製のレバーとボタン
アケコンを使うなら、レバー・ボタンは最もこだわりたいパーツだ。
質の悪いレバーやボタンでは操作ミスしやすく、気持ちの良い入力ができない。
なにより、試合で最も重要な『そのラウンドを制する』ことが難しくなってしまう。
こういったことを防ぐためにも、アケコンに付いているレバー・ボタンは、信頼できる性能のものを選びたい。
Victrix Pro FSに搭載されているレバー・ボタンは、共に『三和電子製』だ。
この三和電子というのは会社の名前で、90年代~ゲームセンターに部品を供給している老舗である。
そのゲームセンターの部品が、家庭用アケコンにそのまま使用されているのだ。
使いにくいわけがない。
また、Victrix Pro FSには通常のシャフトの他に『The Link2』というレバーが搭載されている。
The Link2の最大の特徴は、脱着式レバーというところだ。
▲脱着式レバーThe Link2
このレバーを外すことで、アケコンから突起部分をなくすことができる。
大会時の持ち運びや、家庭で使用する際にレバーが邪魔にならないといった、メリットが得られるわけだ。
もちろんThe Link2は三和電子製で、性能も折り紙付きである。
三和電子製レバー・ボタンが搭載されたアケコンは数多く存在する。
しかし、The Link2が搭載されたアケコンは、Victrix Pro FSだけである。
このレバーだけでも十分購入に値する。
内部アクセスが簡単に可能
ももち選手が経験したようなトラブルは、誰にでも起こりうる。
大会などの大きな場ではなくても、家庭でのオンライン対戦などでもそうだ。
「レバーやボタンが利かなくなる。」
こういったことがあなたのアケコンで発生した場合、相手プレイヤーは直るまで待っていてはくれないだろう。
そういったトラブルが発生した際に、すぐにアケコン内部にアクセスできるのは便利だ。
なぜなら、原因の箇所をすぐに直すことができ、試合に復帰できるからである。
完全に直らない場合は、応急処置でもいい。
その試合に負けないために、必要な手段を講じることができるのが、内部アクセスが簡単にできる強みである。
Victrix Pro FSには、ワンタッチで裏蓋が開く機構が採用されている。
これにより、不慮のトラブルの際に、上記のような処置を行うことができる。
これは、もしもの時の保険になるだろう。
▲ワンタッチで裏蓋が開く。
また、ワンタッチで裏蓋が開くことにより、メンテナンスやパーツ交換を容易に行うことができる。
カジュアルゲーマーにとっては、こちらの恩智の方が大きいはずだ。
簡単に裏蓋が開くので、ネジを外す必要がない。
これが、メンテナンス・パーツ交換のハードルを大きく下げてくれる。
Victrix Pro FSを使うと、一度は世話になる機能だろう。
ワンタッチで裏蓋が開き、内部にアクセスできるアケコンは少ない。
Victrix Pro FSは、内部にアクセスできる強みがある。
この機能の良さは、使ってみるとすぐに実感できるだろう。
ももち選手愛用の『Victrix Pro FS』の価格
Victrix Pro FSの価格は、41,194円(Amazon価格2020/11/03 15:44現在の価格)です。
これは、PS4を購入できる価格だ。
この金額を見たあなたは、尻込みしてしまったかもしれない。
しかし、よく考えて欲しい。
- 三和パーツ標準搭載
- 脱着式レバー『The Link2』
- UIに優れている
- 5msの超低遅延基盤
- 他の最上位アケコンにはないワンタッチでの内部アクセス
これだけの機能がそろっているアケコンは他にはない。
Victrix Pro FSだけなのだ。
ぜひあなたも使って、良さを体感してほしい。
まとめ
やはり、ももち選手の使用しているアケコンは凄かった。
どれをとっても一級品の出来となっており、プロが使用するだけの価値がある。
私もVictrix Pro FSを愛用しており、その性能には満足している。
多分、その性能を私では引き出せないだろう。
それくらい高いポテンシャルをこのアケコンは秘めている。
ももち選手のファン、勝ちにこだわる方は『Victrix Pro FS』が最良の選択だ。
