以前RAP.Vをレビューした際に、あまりに出来が良かったため「RAP.N HAYABUSAになると、さらに上の操作感が得られるのではないか?」と、期待が膨らむばかりでした。
「これは実際に触って確かめるしかない!」
と思ったため、ポチッちゃいました♪
2日後…。
トラックの音が聞こえたため、ダッシュで玄関に向かい待機。
インターホンが鳴ったと同時に勢いよくドアを開放!
ちょっとにいちゃんおどろいてました。(汗)
荷物を受け取り中身を確認すると…。
うおおぉぉぉ~!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
待ちに待った(2日しか待ってないw)RAP.N HAYABUSAがようやく手に入ったのです。
使い倒したうえで、性能を皆さんに知ってもらいたい!
その思いからレビューをしていきます。
それではいってみましょおぉぉぉ!!
RAP.N HAYABUSAのデザイン
さっそく開封!
そこにはシックな色合いのアケコンがお目見えしました。
カッコよさに思わずうっとり。
商品画像よりも現物の方が数段カッコよく見えます。
天板に艶があり上質さが感じられるんですよね。
RAP.Vよりツヤツヤ部分の面積が広いんですよ。
その差、約1.7倍~約1.8倍ほど。
これにより、高級感のあるアケコンに仕上がっていますよ。
「所有欲を満たしてくれる」そんな一台です。
RAP.N HAYABUSAの操作感
デザインも大事ですが、皆さんが気になるのはそこではないでしょう。
ズバリ、操作感ですよね?
その疑問お答えします。
私は、アケコンをひざ置きして格ゲーをします。
なので、いつもどおりひざに乗せてみると…。
「おおぉ!」
ずっしりと重い。
それもそのはず。
重さ2.9kgという、アケコンの中でも重量級の一台なんです。
RAP.Vの2.2kgと比べて0.7kgも重いんですよね。
これだけでも十分な安定感が得られているのに、さらに裏蓋にすべり止めがついているんです。
しかも大きくて分厚いやつ!
ありがたや~。
操作中にアケコンがズレる気配が感じられません。
ストレスなくゲームプレイに集中できますよ。
サイズにも注目です!
約(W)430mm×(D)270mm×(H)120mm
となっていますよ。
特に横幅が素晴らしい。
リラックスして足を少し開いた状態で、このアケコンをひざ置きすると横幅ジャストなんです。
すべり止めも太ももの上に丁度きます。
これの何が良いかって「ポンッ」とひざ置きするだけで、ポジションが決まることです。
もう位置の微調整は必要ありません。
このサイズ気に入りました!
で、このサイズ感どこかで知ってるなぁ~。
と思ったらVictrix Pro FSとほぼ同じ大きさでした。
どうりでポジションが安定するわけですね。
RAP.N HAYABUSAの箱に書いてある『安定性重視』の文言に偽りなし!
バランスがとても良い仕上がりになっていました。
「アケコン=レバーとボタン」
このように考える方も多いハズ!
さっそく触っていきますよ。
ガチャガチャ♪
うんうん。(なっとくの頷き)
これはHORIさんが独自に開発したHAYABUSAユニットですね。
レバーの固さは他社と比べてこの位置。
三和 < HORI < セイミツ
このレバーは、三和さんとセイミツ工業さんの良いとこ取りをしたような仕上がりです。
上記のように固さは2社の中間。
精度については三和さんほどアバウトではなく、セイミツ工業さんほど正確ではない。
こんな感じです。
ちなみに、ネット評価に書かれている「斜めが入りにくい」ようなことはありません。
HAYABUSAレバーについてもっと知りたい方は、この記事をご覧ください。
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HAYABUSAレバーをレビュー!斜めに入りにくいか答えます。
続きを見る
ボタンの固さは他社と比べてこの位置。
HORI < 三和 < セイミツ
このボタンはすごく柔らかくなっています。
余計な力をかけずに入力することができますよ♪
反応に優れているところも良いところです。
このボタンはかなり薄く、入力時のストロークが短いんですよね。
なので、入力時の物理的な遅延が少なくなります。
格ゲーは1フレームを争う世界なので、この遅延の少なさは武器になりますよ!
HAYABUSAボタンについてもっと知りたい方は、この記事をご覧ください。
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HAYABUSAボタンをレビュー。感度が良いぞ!!
続きを見る
ここで驚くべき事実があります。
現在のHORI製アケコンのハイエンドモデルである、ファイティングエッジ刃ってありますよね?
なんとっ!
それと同じレバーとボタンがRAP.N HAYABUSAにも搭載されているのです!
競技シーンで使われるパーツと同じものなんですよ。
エクセレント!!
どうりで使いやすいはずですね。
ただ、ちょっと残念なところもあります。
手前の角が腕に当たるんですよね。
レバーとボタンに手を添えた時「ん?違和感があるな…。」と感じました。
操作に支障はないものの、少し気になりますね。
RAP.N HAYABUSAの入力遅延
メーカー側から正確な遅延は発表されていません。
しかし、大まかな指標は公式サイトに掲載されていたためそれを載せますね。
HORI製アケコンの遅延は以下の通りです。
ファイティングエッジ刃 < RAP.N HAYABUSA = RAP.V = RAP.Vサイレント
「で、結局遅延はあるん?」
と、ツッコまれそうなので私の感覚も話しますね。
『体感できるほどの遅延はない』
これが結論です。
アケコンの基盤は進歩しており、数年前とは比べ物にならないほどなんですよ。
なので、しっかりとしたメーカーからアケコンを買えば、遅延に悩まされる心配はありません。
RAP.N HAYABUSAの機能性
このアケコンには多くの便利機能が搭載されています。
どんな機能があるか見ていきましょう♪
OPTIONSボタンにカバーが付いています。
これは大会での誤操作を防止するためにあるんですよ。
それよりもこれ…。
何かの発射ボタンみたいでワクワクしません?
頻繁に使わないボタンは天板左上にあります。
目視で確認して押せるため、押し間違いが起こりにくいのがいいですよね。
あれ?
タッチパッドどこだ…?
ありました!
ちゃんと背面中央右よりに搭載されています。
ただ、手探りで押さないといけないため、押す場所を間違えやすいのが欠点。
しかし、ないアケコンもある中、搭載されていること自体がありがたい限りです。
イヤホンジャックは手前左端にありますよ。
ヘッドフォンの端子をさした時に邪魔になりにくい配慮がうれしいですよね。
そして、HORI伝統!
『ケーブル収納スペース』も完備されています。
蓋には穴が空いていて、ここから必要な長さのケーブルを出すことができる親切設計。
ありがたや、ありがたや。
RAP.N HAYABUSAの価格
「ほんで、このアケコンいくらなん?」
はい、このRAP.N HAYABUSAの価格は、約15,000円です。
「たっか!ほんならええわ…。」
いやいや、待って!
このアケコンをおすすめする理由があるんですよ。
先にも説明した通り、大きさと重さのバランスが非常に良いのが最大の利点です。
「それだけ?」
と思ったかもしれませんが、特に重さは重要なんですよ。
アケコンが軽いとレバーやボタン操作時にズレてしまい、入力精度に影響が出てしまいます。
何より、いちいち元のポジションに戻さないといけないのが煩わしいですよね…。
その重要な重さがしっかりと備わっているのが、このRAP.N HAYABUSAなんです!
本体重量約2.9kgとなっており、ハイエンドクラスのアケコン並みなんですよ。
この価格帯でこれだけの重さのアケコンは、どこを探しても見つかりません。
だからこそバランスに優れたRAP.N HAYABUSAを皆さんにおすすめしたいのです。
総評:バランスに優れたアケコン。ひざ置きするならコレ!
皆さんは、アケコンをひざに置いてプレイしますか?
もしそうなら、このアケコンで間違いないですよ。
なぜかって?
サイズ、重さ、すべり止めといった、ひざ置き時に必要な部分が全て備わっているからですよ。
実際に操作してみるとその恩智は大きくて、安定した入力ができます。
RAP.N HAYABUSAならその安定感から、コマンドミスを少なくすることができるでしょう。
「いやぁ~。良いものを手に入れた。」
これ、バランスが良くてめっちゃ操作しやすいんですよね。
もうサイコー!